心体術が考えること

ご存知のように昔から、「健全な魂は健全な体に宿る」とか「病は気から」などという諺があるように、ココロとカラダはお互いに深く関係し合っております。
心体術では、このココロとカラダの関係性を利用して稽古を行います。
例えば、ココロがいっぱいいっぱいの状態でココロの扉が閉じているような時には、直接ココロに働きかけても効果を得るのは難しいものです。そんな時、心体術ではカラダを動かすことでココロにやんわりと働きかけるようにします。そうすることで、無理なくより効率的に効果をあげることが可能になります。

 反対にカラダの方が機能してくれないような時にはメディテーションやエネルギーワークなど、ココロの作用を通してカラダを元気にしていくという方法をとります。また普通の状態であれば、ココロとカラダの両方から働きかけることにより、よりいっそうの相乗効果が期待できると考えております。以上のような考え方を基本として、心体術ではココロとカラダの使い方(術)を学んでいきます。


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■ ココロとカラダのまるい運動を学ぶ

    心体術ではココロとカラダのまるい運動を学んでいきます。
    まるい運動を使うのはそれがココロとカラダに良いと思っているからです。
    なぜ良いかといえばまるい運動は自然界(天体や地球の公転・自転等マクロの世界から分子や原子といったミクロの世界まで)の運動法則だからです。


    カラダの動作で言えば、まるい運動は体の骨格や関節などに無理がなく、また運動することで体液・血液・気の流れなどが活発になりますが、まるい運動は負担が少ないので長く続けられます。

    ココロの場合、ココロの円運動とは、ココロの切り替えが「流れ」を「止める」ことなくスムースにできていることを指していますので、それを習慣化させることにより、結果的に執着のないココロを作り出せると考えております。
    そして、カラダがまるい運動の動作をするということは、そのように動作をしようとする意識が先に存在するので、結論としてココロとカラダのまるい運動を同時にしているということができます。

    このように心体術では、ココロとカラダの関係性を活用し、まるい動作(まるい運動)を学んでいくことで自分自身を向上させ、それにより自分の周囲や社会などに貢献していこうと考えています

    国際心体術連盟は多くの方たちが心体術を楽しく学んでいただく為に創設しました。    


 

心体術について

 心体術の創始

各武道や禅等の修業法に着目、独自の視点から研究、整理して新しく創始した武道です
  
       
 心の使い方

こだわらない心、かたよらない心、とらわれない心の習得を目指します


 体の使い方

円、球形運動を基本にした柔らかい動作の習得を目指します



 心体術の稽古内容

心体術の武術稽古、メディテーション、エネルギーワーク、呼吸法などを通して人間本来が持っている可能性を引き出していきます。 
それにより「ココロとカラダの健康を確立」「円満な人間関係を構築できる自己を確立」「自然との共生意識をもてる自己を確立」することなどを目指していきます


 心体術の武術稽古

まるい運動を基本とした打ち、蹴り、投げ、などの技法を稽古します。
心体術の武術技法は主に護身術を目的としています 



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